記憶の中にあるいろいろなものを反芻しては頭を抱えている。そんな所作にも殆々飽きてしまった頃にまた頭を抱えざるを得ないような物事や情緒の揺らぎが押し寄せる。暇、とにかく暇がほしい。喉から臓から何もかもから手を伸ばすほどに欲しい。「休日」とい…

非常に珍しいことだけれど、この数日能動的に生活の傍ら断捨離をしている。軽快に動けている、と高揚した直後に頭痛と吐き気と閃輝暗点で倒れ込み、体温を測ると37.2℃、といったことが頻発するのを除けば革命的なまでに素晴らしい日々を送っていると言って差…

悪夢で目が覚めた。背を伝う冷や汗と共に夢の詳細は砂が風に吹かれるように消えていったけれど、何かの褒美と称して魚屋を3軒まわって買い占めたような量の新鮮な魚が届き、酷く体調の悪い中それを当日中にすべて捌いてどうにか保存できる状態にしてやらねば…

本を読まなくなって久しい。最近業務上のごく単純な会話すら言い淀んだり噛んだりすることが多く、本を読まなければいけないな、と思うなどしていた。口語において、いくらか砕けたところで大きな問題にはならないとはいえ、それでも文法ってとても大事だと…